・・・が今日完成しました♪

学年末テストって、ドキドキします。
てか毎回定期テストを作るたびにドキドキするんですけどね。

紗琶って、小心者（笑）なので、「これ、平均点どのくらい行くかな？」とか「平均点50点以下だと、つらいなぁ」とか、「教え子ちゃんに質問攻めにあったら面倒だな」とか、「100点取る奴いるかな？（この辺は大人気ないので、100点取られると機嫌が悪い）」とか、いろんなことを考えてしまいます☆

質問に回った時点で寝てる教え子ちゃんとかいたら、その場では起こしたりするんだけど、内心結構傷つきます。「おい、もうあきらめてるのかよ！」ってね。選択問題とか白紙だと、かなりへこみますよ。

コレを読んでくださっている中学生がもしいたら、テストの時には寝ないでね。意外と先生はへこんでるものなんだよ☆て、それは紗琶だけかもしれないけど。

明日は採点地獄なり・・・。

教え子ちゃんは、まさか知らないだろうと思っていたんです。「クリーミィマミ」。だって。紗琶が幼稚園の頃ですよ。まぁ再放送とかやってましたけど☆

だけど、たずねればいるものです。
クリーミィマミを知る中学生！！！

中には、歌を歌えちゃう教え子ちゃんもいて、一緒に歌っちゃったよ☆

なんだかなぁ・・・。結構知っている教え子ちゃんがいたのにはびっくりです。

紗琶は、春の学校が大好きです。
今日、朝礼があって＆音楽の補強があって、普段めったに利用しない渡り廊下を利用しました。

日差しがぽかぽかで、しかも鳥のさえずりが・・・♪

春の学校、好きだなぁ・・・と感じました。
紗琶的になんか浮き足立っちゃったりして。

これから3月になると、廊下も寒くなくなって、3年生たちの顔が落ち着いてくる。そうなると紗琶も3年生も卒業だ。

あと1ヶ月で卒業式かぁ・・・。
手塩にかけて育て、本気で怒って、本気で愛した教え子ちゃんが、ついに卒業してしまうのか・・・。そう考えると、なんかすごく寂しい気がします。

もうお別れしてから1年経つのに、紗琶の部屋の机上には、いまだに当時の教え子ちゃんの写真が飾ってあります。

卒業式、出られるといいなぁ・・・。

夕方、定時直前に大きな仕事が終わり、採点とかの事務作業を始めようかなってときに、携帯を開くと、メールがたくさん！！

なんだろ？？？

と思ってみてみたら、全部教え子ちゃん！！

そうだ。今日は都立高校の推薦入試の合格発表だった！！

実は今の学校の3年生とはほとんど交流がないため、あんまり実感がなかったんだけど、2年間苦楽をともにした前任校の教え子ちゃん、今年受験学年でした。

たくさんの教え子ちゃんから「サクラサク・メール」をもらったとき、嬉しさのあまり職員室で泣いてしまいました。

今回夢破れた教え子ちゃんも、残念ながら多数いる。
これが推薦入試の現実です。
だけど、一般入試で切符を勝ち取れば、なんてことはない。
4月の時点で、夢が叶っていればそれでいいの。
紗琶はそう思います。

一年でめったに「教師冥利に尽きる」って感じないんだけど、教え子ちゃんの頑張りが報われたときに、「ああ、教師でよかった」って思います。

「14才の母」ってドラマ、ありましたよね。
中学校の教師として勤務している紗琶としては、なかなか興味深いドラマでしたね。

ほとんどの教え子ちゃんが見ていました。そしてこういうのです。

「私も子供がほしい」

あれは、ぶっちゃけ「中学生が妊娠、出産する」というドラマじゃないと思うんですよ。

あれは、「いじめ自殺とかが多発している」といったことが背景にあると思うんです。

中学生で妊娠なんて、絶対に「いじめの対象」になってしまう。現に主人公たちがそうだった。だけど、絶対に出産をあきらめない。自分の命を危険にさらしても、絶対に生もうとする。

つまり、それこそがメッセージなんじゃないかなぁ・・・。

「どんなことがあっても、母は自分を産み落としてくれた。そんな命を無駄にしちゃ、絶対に駄目なのだ」

生まれちゃいけない命なんかない。
だから無駄にしていい命なんか、一つもない。

だから何も妊娠するのは中学生である必要はない、本来ならばね。だけど、「命を無駄にしちゃいけない。簡単に自殺なんかしちゃいけない」というメッセージ。そしてさまざまな逆行に立ち向かうには、未成年、しかも中学生でなければいけなかった。

本当はもっと早く書きたかったのだけど、あえて、ドラマのほとぼりが冷めてから書きました。

終わりません。
泣きたいです。

ありえません・・・。

採点よりも成績処理がつらい学校って初めてです・・・。

今日から体育大会の学年種目（大縄跳び）の朝練だそうです。

てなわけで、早くから出勤☆
はっきりいって5時おきはきついです。

久々に仕事しました（笑）
紗琶は不良教師。んでもってさすらいの教師でもあるので、仕事をするときとしないときでは、かなりのばらつきがあります。

さて、仕事。
久々に字を書いたら、字を忘れていました。

この数日のぐうたら生活で、紗琶の脳は、確実に老化していっている気がします。大変だ、こりゃ。

何もかもがはじめましての生活です。
実は学校も4月から新しいところになりました。
驚きました。
紗琶、もう一年前の学校にいると思ったんだけどなぁ。

少人数の習熟度別授業ってなんだよ。
んでもって、チャイムならないってどういうこと？
しかも52分授業って何？

・・・ありえねぇ・・・・・・・・。

賛否両論ありますねぇ。実は教員同士でも、賛否両論あるんですよ。紗琶は「阿久津先生みたいなの、あり」派なんですけどね。中には「絶対よくない！」っていう教員もいる。それはそれでありだと思う。紗琶だって、全面的に「ありだ！！」なんて、口が裂けてもいえない。

なんていうかなぁ・・・。表現の仕方が、ドラマだから、どうしてもオーバーになりますよね。だけど、紗琶が出会ってきた先生って（生徒としてではなく、同業者として）、「体罰で処罰されるのが怖くて、教師やってられっか！！」見たいな人が多い気がする。「体罰」なんて、ないです。今まで見たことない。教え子ちゃんを叩くことだってあるかもしれない。でもそれは「生徒のことを思えばこそ」なんですよ。言葉がわからない人に、一生懸命言葉で諭して、理解してもらえますか？教え子ちゃんが危険なことをしたり、危険なことに巻き込まれたりしたら、教師という人間として、言葉よりも手が出る。これ、しょうがないでしょう。犯罪を犯しそうになったり、危険なことに手を染めようとしたら、殴ってでもやめさせる。これが教師ってもんじゃないか、って、紗琶は思うんです。

これで「殴った」という結果論だけで処罰されるのなら、教師として本望だ。そういう考えの先生が多い気がする。これが「親身になる」ってことなんじゃないのかな？

ドラマの中で阿久津先生がいっていた。
「愛することと、甘やかすことは違うんです」

そして、「女王の教室」の前の時間帯でやっていた番組で、星野仙一氏がいっていた。
「怒るのと叱るのは違うこと」

これをきちんと理解できる大人が、何人いるのかな。これがきちんと理解できていない大人に育てられた子供は・・・

紗琶は自分が子育てをしたことがないし、教師の子供が必ずしも立派に育つわけでもないから、何もいえない。

だけど、紗琶は、教え子ちゃんに嫌われてもいい。教え子ちゃんに正しいことを教えてあげられる教師でありたい。

「学校イチ怖い」といわれた3年生の学年主任のK先生。だけど昨日の卒業式で、教え子ちゃんが「今一番ありがとうっていいたい人」。誰だったと思う？担任よりも親よりも、まずK先生だった。魂をこめた言動は、必ず伝わるんだなぁって思った。K先生にありがとうといいながら泣いている卒業生を見て、紗琶もつられて泣いた。