「BANGKOK」の言葉に弱い。
で、新作コーナーで見つけてしまって思わず買ってしまった一冊。

読んでいると、なんとなくわかる気がする世界・・・。

だけど、わかるのは、地名くらい。当時中学生だった紗琶にとっては、「大人の世界」とか「裏の世界」とか、「駐在員ではない日本人の世界」とか、わかりかねる部分だったわけで。だからこの本に書かれていることは、わかること半分、わからないこと半分って感じでした。

でもいったいいつのBANGKOKなんだろう。
バブルがはじけた・・・??
クーデター未遂?

クーデターという言葉が出たときは、1992年の流血事件かと思ったのですが、読んでいくとそうでもないみたい??よくわからない。あれはタイの歴史に残る事件だから、とても未遂っていえたもんじゃない。

駐在員とそうでない日本人との差ってこんなにあったんだ。

紗琶はいつも「自分の生活レベルは、さほど高くない」って思っているんです。だけど、いろんな人と接するうちに、標準の生活レベルっていったいどのくらいなのか、よくわからなくなります。

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