03月03日付 朝日新聞の報道「駒大苫小牧高、選抜出場を辞退 香田監督も辞任」へのコメント:

野球ってチームプレーだから、連帯責任は仕方ない。いくら引退した選手であっても、高校生である以上未成年なわけだから、喫煙はいけない。紗琶たち教師は、未成年の喫煙などの触法行為には厳しいよ。普通のことだったら、本人だけに指導をするけれど、触法行為はそうもいかない。保護者を呼び出して、本人を交え、そしてぎょっとするような「喫煙による体への被害」とか、「飲酒による体への被害」だとかの資料を見せ、しかもこちら側も学年の教員全員体制で徹底的に指導するの。

今って、あからさまに未成年が喫煙してるとさ、地域って警察ではなく、学校に連絡するのよね。本来放課後起こっていることに対して、教師って口出しする権利ってないんです。放課後の出来事は、全て家庭の管理下であり、学校の管理下にはないから、口出しできないの。家庭の事情にまで首を突っ込むことが許されていないんだ。

もう一度言う。野球はチームプレーです。連帯責任はしかたない。だから、触法行為なんてもってのほかなんです。もし今回問題になった選手たちの中に少しでも「俺らは試合に出ないから関係ない」なんて気持ちがあったのなら、もう彼らに野球をする資格はない。後輩の夢を断ち切ってしまったし、世間の信頼も裏切ってしまったわけだから。

よく「監督まで辞任しなくても・・・」という声が聴かれますが、紗琶はこれは監督の「教育者としての」無言の訴えだと思うんですよ。自分を犠牲にしてまで、「今回の事の重大さ」を訴えているんだと思うんですよ。教師だって、「体罰だ」って訴えられることがありますけど、もしかしたら「それも本望」と思っている人だっていると思う。「(悪いことをしている生徒に対して)叩いてでもやめさせなければ、このコは一生駄目になる!!」そう思ったら、先生だって自分の首をかけても、生徒を守ろうとします。

高校生にもなれば、喫煙していても・・・。でも、あくまで彼らは未成年です。駄目なものは駄目なんです。日本人として生きていく以上、日本という国で定められいるルールを守らないといけないの。野球だってそうでしょ?決められたルールをお互いが守って初めて成立するものでしょ。

・・・今回の件で、問題を起こした生徒が少しでもいいから、自分の過ちから何かを学習してほしいです。

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